交響曲第一番 第一楽章 "港"
港、風、波。
出づる陽に、照らされる船。
波はさざめき、汽笛は鳴る。
はい、お粗末ながら完成しました。
一楽章 "港"。
Allegro non troppo ~ Piu mosso
7/8拍子、 571小節
15分くらいって....やっぱ長いなこの曲。
港の風景を描きながら、船が出航するような、そんなイメージで書きました。
交響曲というより、趣味を詰め込んだみたいな曲になってるけど大丈夫か???
なに、一人でも好きになってくれる人がいるなら、作曲者冥利に尽きるってものです
なんとか演奏できる機会ができればいいんですけどねぇ
構成はスケッチの時からは大きく変わってないんですけど、
オーケストレーション中心にでも書いていきますか。
序奏
オーシャンドラムとウィンドチャイム(うちわで仰ぐ)の波と風の音から曲は始まる。
やがて音は重なっていき、波と風に誘われるように和音は運ばれていく。
提示部
船の出立を送り出すような勇ましい第一テーマをバイオリンから管楽器を加えた全体へと引き継いでいく。
波はやがて落ち着き海上の穏やかな旅路を示すように、チェロによって第二テーマが奏でられる。
波が激しさを取り戻していくとともに、第一テーマを基調とした強奏部へと移り、金管のファンファーレともに提示部は終結する。
展開部
ジャズを想起させるような、ピッチカートベースから積み重なっていき、序奏の波のテーマが顔を見せる。木管が風のように連符を紡いでいくと、フルートソロから静かなバイオリンのメロディーへと移りゆく。
序奏の波のテーマの横で、ピッチカートベースから発展したテーマが強く鳴り出すと、トゥッティで激しさが暴れ出す。
再現部
静かな中から第一テーマを引き伸ばしたものが、金管によって奏でられ、提示部と同じように全体で表現していく。
第二テーマ、強奏部へと移ろいゆく様を思い起こしながら、再度ファンファーレとともに、コーダへと引き継いでいく。
コーダ
主題をフラッシュバックさせながら、木管と弦で風のような連符の前に金管が鳴り響く。
第一主題を中心に金管が紡いでいき、弦楽器で第二主題を想起させるテーマを重ねていき、第一主題のリズムとともに曲は終わりを告げる。
課題はいくらでもありますね....
メロディが短い、声部が少ない、オーケストレーションが甘いとかとか....
まあ、これはこれとして次に反省は生かしますか。
次の楽章はいつになるやら....
次は軽い楽章がいいなぁ
To be continued....